イタリアの雑学
イタリアの野菜から生活用イタリア語まで

今回が初めてのイタリア雑学のページ記載です。
イタリア料理と言ったらトマトやオリーブがありますが、第一回目はバジルと言う葉っぱに触れます。
Basilico と言います。 このバズィリーコは、原産地がインドです。
では何故イタリアに有るのか? 古代ローマ時代に遡らないといけません。
ローマ時代にギリシャから伝わったとされています。
もともとインド産なもので温暖な南イタリアに根付いたようです。
シチリアの葉の小さいものからナポリの葉のどでかいものまで色々な葉っぱのタイプがあります。
この葉っぱの中間サイズが国際音楽際で有名なサンレモと言う町周辺(ジェノバを含む)です。
このジェノバはズボンのジーンズ(ジーパン)の名前が起源です。
話を元に戻すと、このサンレモやジェノバではバジルをすり潰してパスタに絡めたりして食べたりします。
アルペストと言います。 このサンレモの町はとても小さな町です。
この町から数キロ先の町ヴェンティミッリャがフランス国境の町です。
ここの町もとても小さく夏は海水浴の人たちでいっぱいになります。この国境脇の道を右に入ると
最初は広い道路ですがだんだん道が細くなり田舎道になりだします。
そしてまっすぐこの田舎道を走るとクネオと言う町に出ます。
このクネオと言う田舎町については今度機会があったら話すことにして
来た道をユーターンしてヴェンティミッリャの町に戻りましょう。
車で5分も走ると通り過ぎてしまいそうな小さな町がこの辺はつながっています。
そしてこの先はフランスです。モナコF1が走る道やその先はニースです。
バジルから町の案内に入ってしまいましたね。
北イタリアでは、この辺がバジルの産地として有名です。
この北イタリアでのピッツェリーアでは、ナポリ風のピッツァ屋さん以外は
バジルで有名なマルゲリータはこのんで食べません。
とある北イタリアのピッツァ屋さんでマルゲリータを頼んだことがありバジルが乗ってこなかったことがあり
マルゲリータにバジルが乗ってないよ。と言うとマルゲリータはバジルなんか乗らないよ。言い切るピッツァ屋
があったことを思い出します。 それだけバジルと言うと暖かい南イタリアを思い浮かべます。
ちなみにバジルはシソ科の植物です。
古代ローマでは王の草と言われていたそうです。
北イタリアと違い南イタリアではふんだんにこのバジルを使います。
美味しいピッツァマルゲリータはいかがですか?
最寄のイタリア料理店であつあつのピッツァマルゲリータを食べに行きましょう。
それでは次回にまた。




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